ふたり暮らし

明日は明日の風が吹く

車のバッテリー上がり

ふたり暮らし。車のバッテリー上がり。

夜桜を見に行こうとしたら…

先日、夜の11時頃に夫と夜桜を見に行こうとなった。いつもならお散歩にするのだけれど、その日は風が強くて気温が低かったので車で行くことにした。

 

ところが、車に乗り込み、キーを回すとエンジンがかからない。はじめはインテリジェントキーの電池切れかと思ったが、見慣れないアイコンが点灯していた。

 

「あ、これバッテリー上がりだよ!」と夫が気づき、ええーー!となった。

 

免許を取って15年。バッテリー上がりを経験したのは初だ。今のバッテリーは去年の夏前に替えたばかりなので原因はバッテリーの劣化ではなく、長期間乗っていなかったからに違いない。

 

今住んでいるところは車での移動が不便な場所で、なにか理由がない限りは基本的に徒歩で出歩く。でも車のことを考えて月に1度は乗るようにしていた(つもりだった)

 

でもよくよく思い返してみたら、今年になってから1回も乗っていなかったことに気づいた。それどころか、11月と12月にも乗って出かけた記憶がない。寒い冬に放置してしまったせいで、愛車がヘソを曲げてしまったのだ。

 

ロードサービスのありがたさ

どうしよう!となり、とりあえずその場でググると、「ほとんどの保険会社がロードサービスで対応可能」とあったので、ソニー損保に連絡。なんと無料で対応してくださることになった。
(ありがたすぎる。)

 

約1時間後に担当の方が到着し、風の冷たい寒空の中テキパキと作業してくださり、わずか10分ほどで完了した。

 

こんな夜中にバッテリー上がりなんていう間抜けな理由で呼び出されたにも関わらず、担当の方は嫌な顔ひとつせず、終始爽やかな笑顔で接してくださり、こちらは恐縮しきりだった。時間が許すならコンビニであったかいおでんでも買って差し入れしたいところである。

 

「本来ならこのあとはすぐにカーショップなどでバッテリーの交換をしていただくのですが、時間も時間ですし、バッテリーもまだ新しい物なので、おそらく交換しなくても大丈夫だと思います。ただし、このまま少なくとも1時間はエンジンを切らないでください」

 

とのことで、私たちはそのまま車に乗って、予定通り夜桜を見に出かけることになった。

 

真夜中のドライブ

予定通りとはいえ、1時間以上のドライブはだいぶ長い。普段車で出かけないため、徒歩で出歩く範囲を超えると土地勘がなく、「ここどこ??」「今どっちに向かって走ってる??」とキョロキョロしまくって夜桜どころではなかった。笑

 

ドライブしながら、愛車に悪いことをしたなぁと考えていた。大切にしていたつもりだったのに、実際はほったらかしていたのだ。私はもう半年以上ハンドルを握っていない。

 

暖かくなってきたし、愛車のためにももっとドライブを楽しもうと思った。