ふたり暮らし

明日は明日の風が吹く

戻って来た日常

ふたり暮らし。戻って来た日常。

ブログの魅力

パート先の飲食店もようやく年始の忙しさが落ち着き、シフトも楽になった。本来早番は得意ではないのに、年末から通しで働く日が続いたため、やりたいことがたまってしまった。

 

今日から通常シフトに戻り、時間に余裕ができたので、久しぶりにブログを書いている。ブログを書き始めてから、ブログを書く時間がひとつの楽しみになっている。昔アメブロが最盛期だった頃は、他人の日記を読んで何が面白いんだろう?と不思議に思っていたけれど、今は日記ブログや雑記ブログを読むのが好きだ。ブログがなければ、他の人の普通の暮らしや些細な感情の動きを垣間見る機会はない。Twitterじゃコメント合戦になりがちだし、インスタでは感情の動きまでは見えないから。

 

こういう、否定も肯定も恐れずに自分の思いを綴れるところが、ブログの一番の魅力かもしれない。世界の偉人の伝記を読むのも面白いけれど、普通の人の普通の暮らし(でも自分とはまったく違う環境で暮らす人の人生)を読むのもすごく面白い。

 

今年がいつもと違ったこと

毎年1月2日〜成人の日までは私の仕事が忙しい。夕食は冷食とコンビニに頼りがちな1週間だ。でも、今年はいつもと違った。休日で家にいた夫が、食材の買い出しからごはん作り、洗い物まですべてやってくれたのである。すっごくすっごくありがたかった。

 

仕事から帰ってきたらごはんができている幸せは、大人になってから一度味わってみないとわからない。玄関のドアを開けた時においしいごはんの匂いがするのが、こんなにもホッとして幸せな気持ちになれるんだ!ということを、この歳になって改めて思い出すことができた。これを毎日当たり前のように享受できる子ども(過去の自分も含めて)や世の中の夫たちが羨ましい。

 

現在の夫の主なレパートリーは、焼きそば、チャーハン、オムライス、おじや(和風リゾット?)、きのこのマリネ、ドレッシングにこだわったサラダなど。こうやって書くと単純で簡単な料理ばかりなのだけれど、ひとつひとつ丁寧に手間と時間をかけて作ってくれているので、どれもすっごくおいしい。おじやを作るのに、アジを焼いて身をほぐしたあとの骨を煮込んで出汁をとっていると知って驚いた。
(私なら絶対やらない。笑)

 

夫が「少しは料理できるようになろうかなー」と言い出した時、「特別な材料や器具がないと作れないなら、妻にとってはありがた迷惑。家にある物で作れるようになるなら、料理を趣味にするのはいいことだと思う!」と私が熱弁をふるった成果か、夫はその教え(?)を忠実に守ってくれている。

 

最近は「今、家ににんにくどれくらいある?」とか、「ネギ切って冷凍してあるよー」「生姜すりおろしといたよー」などという、以前の私たちでは考えられなかったような内容の会話やLINEができるようになった。ふたりで料理の動画を観たり、外食した際に調理法を予想しあったりと、共通の話題が増えて楽しい。

 

食べるたびにレベルアップしている夫の料理。今年はオーブン料理に挑戦したいらしい。どうかこのまま一生、夫の料理ブームが続きますように…笑

 

時間の余裕は元気の源

ひとりでおうちにいるのが苦手という人もいるけれど、私はやっぱりひとりのおうち時間が大好きだ。部屋の空気を入れ替えて、掃除をして、洗濯をして、ひとりでこうしてのんびりブログを書いていると、心が元気になっていくのを感じる。

 

朝からちゃんとメイクしてバタバタと出かけ、1日中誰かと接している日々も気合いが入ってそれなりに楽しい。でも、こうして久しぶりにのんびりと時間に余裕を持って過ごしていると、「私はずっとこの時間を求めていたんだな…」ということに改めて気づく。それはこの1週間だけのことではなく、子どもの頃から今もずっと、その思いは普遍的に私の中に存在している。

 

私にとって、時間の余裕は元気の源。生きる喜びそのものなのだと、心から思う。この喜びを実感として得るために、繁忙期はきついシフトで働いているのかもしれない。