ふたり暮らし

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体質改善プログラムと断捨離

ふたり暮らし。体質改善プログラムと断捨離。

体質改善プログラムとは

体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断食に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。

これまでの記事はこちら。↓

体質改善記録その① お通じの変化

体質改善記録その② 生理の変化

体質改善記録その③   朝食は取るべきか否か?

ミニマリストが少食な理由

こちらの記事(↓)でも少し触れたけれど、有名ミニマリストには少食の方が多い。

asukaze827.hatenablog.com

 

ミニマリズムや断捨離について学んでいると、これらとスピリチュアルは密接な関係にあることに気づく。そして、断食不食とスピリチュアルにも密接な関係がある。ということはつまり、ミニマリズムと断食不食は、切っても切り離せない関係だといえる。

 

持ち物を減らして身軽になると、見栄とか世間体などが気にならなくなり、意識は自然と自分自身のほうに向く。意識が自分のほうに向くと、自分の身体の中も無駄なものを削ぎ落とし、身も心もシンプルな生き方をしたいと思うようになるそう。

 

私はたまたま断捨離の途中で体質改善プログラムに出会ったため、どちらかというと食生活→断捨離という順番で生活が変化したのだけれど、世の中には断捨離→食生活という順番で変化する人のほうがたぶんずっと多い。

 

有名ミニマリストたちの本を読むと、「調味料は基本のものだけ。ドレッシングや◯◯の素などは必要ない」と書かれている。そしてだいたいこのように続く。

シンプルな味付けに慣れると、素材本来のおいしさに気づけるようになる。するとさらに余計な味付けをしなくなるため、食事はどんどんシンプルになっていく。そうしているうちにいつの間にか味覚が変わり、市販品の化学調味料の味をおいしいと思えなくなる。だからますます食生活がシンプルになり、健康的になっていく。

 

私の場合は逆ルートを辿ったわけだけれども、結局行き着くところはミニマリストたちと同じ、「シンプルな食生活」だった。

 

私はまだ男性ミニマリストの本しか読んだことがないので、当然誰も生理については言及していなかったけれど、女性ミニマリストの中には生理の変化を感じている人が絶対にいると思う。なので、便通にせよ生理にせよ、また今後私が記事にする予定のプログラム関連の内容にせよ、「プログラムをやらないとこうなれない」のではなく、入り口が違うだけで、体質改善と断捨離ミニマリズムはつながっているのである。

 

プログラム中、なぜか掃除がしたくなった

プログラム中は腸内に溜まったゴミをどんどん排出していくため、トイレに行く回数がとても多い。すると必然的にトイレ掃除をする回数も増えた。

 

それまでの私は、お恥ずかしながら、トイレ掃除は1週間に1回とかそんなもんだった。共働きだったのでそんなに汚れなかったというのもあるし、あの頃は掃除が大嫌いだったせいもある。

 

でも、プログラム中に毎日トイレ掃除をするようになると、掃除自体が嫌いではなくなった。トイレ以外の部分もキレイにしたいと強く思うようになり、せっせと家中の掃除をするようになった。玄関のタイルまで拭くようになるなんて、自分でも信じられない変化だ。

 

食事にまつわる家事がないと、時間ができる。その増えた時間で掃除をしたり、持ち物の整理をしたりと、家の中を整えることに楽しさを見出すようになっていった。

 

プログラムをすると身体の気の流れが整うため、掃除の他にも、お花を飾ったり、模様替えをしたり、不要品の処分をしたりと、自然と家の中の気の流れも整えたくなる人が多いらしい。

 

気の流れって聞くといかにもスピリチュアル的だけれど、日本には古くから根付いている概念だ。この言葉に抵抗を感じる人は少ないように思う。

 

昔、仕事で心身共に疲弊していた頃、気功とかヨガとか自力整体の本を読み漁っていたのだけれど、「身体の気の流れは、そのまま血流と置き換えて考えるとよい」と書かれていた。全身の気の流れを良くしたいなら、血管がドロドロになるような食事を避け、適度な運動に良質な睡眠、昔ながらの規則正しい生活をすることが近道である、と。

 

その頃は外食や中食が多く、「健康的な食事というのは、栄養バランスを考えて何品もおかずを用意しなければいけない」と思い込んでいたので、健康的な食事に対するハードルがとても高く感じていた。でも、じつはシンプルで良かったのだ。1日3食しっかりとあれこれ作らなくても、シンプルな味付けで1食用意するだけでも良かったのだ。なぁんだ。笑

 

サーチュイン遺伝子と断捨離

生き物が空腹になると、サーチュイン遺伝子というものが活動を始める。有名なのが、サルの実験だ。餌を満腹まで与え続けたサルと、その半量しか与えなかったサルとでは、見た目の老い具合がまったく違うというもの。ヒトも同じである。見た目が老いるということは、全身の細胞たちも老いているということ。臓器や血管も老いている。

 

サーチュイン遺伝子は細胞の修復をしてくれる大切な存在なので、ぜひともしっかり働いてもらいたいのだが、空腹にならないと働いてくれないといういけずなヤツなのだ。だから食事の無駄を削って、サーチュイン遺伝子さんが働きやすい環境を作ってあげるのが大事なのである。

 

これは、家の中や生活の無駄を削る断捨離とよく似ている。自分が快適に過ごすために無駄なものを削っていけば、家の中はキレイに保たれ、メンテナンスも行き届き、持ち物たちはイキイキとしてくる。

 

自分の身体はサーチュイン遺伝子さんのお家だ。イキイキとした身体にしてもらうために、サーチュイン遺伝子さんが働きやすい環境を整えてあげようではないか。