ふたり暮らし

明日は明日の風が吹く

秋から冬へ

ふたり暮らし。秋から冬へ。

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好きな季節到来

私は1年の中で11月が1番好きだ。今年はまだ暖かい日も多いが、それでも朝晩は涼しくなり、日に日に秋から冬へと季節が変わっていくのが感じられて、外の空気を吸い込むと幸せな気持ちになる。今住んでいるところは緑が多いので空気も綺麗。お散歩しながら深呼吸するのが最高に気持ちいい。

 

11月が1番好きな理由は、来月が12月だからだ。クリスマスに向けて街全体が浮かれていくのが楽しくてたまらない。「早く12月になれ〜!」という気持ちと、「いやいや、お楽しみはそんなに早く来ちゃ困る。まだ来なくていい」という気持ちとがせめぎ合う。 12月を目前に控えたこの時期が、1年で1番テンションが高い。

 

つまり、私が1番好きなのは12月ということにもなる。

 

新しい家で迎える初めてのクリスマス。引越すたびに、クリスマスの飾り付けはどこにしようかしらとけっこう悩むのだが、今回の物件は即決だった。玄関だ。引越してすぐに、「あ、クリスマスはここに飾りつけしよう」と思った。

 

今の家は大して広くない1LDKのアパートなのに、玄関がやたら広い。家族が5人くらいいても大丈夫そうな広さだ。どうしてこういう造りになったのか非常に謎だが、まあ良い。玄関に飾り付けをすれば家に帰ってくるたびにテンションが上がるし、帰ってくるのがより一層楽しみになる。世間がハロウィンで盛り上がっているであろう10月の終わりの週、フライングで飾り付けをした。

 

予定外の来客

10月の半ばに、シャワー中にお湯の温度が下がるので管理会社に連絡していたのだが、そのことをすっかり忘れていた私。ちょうど玄関をクリスマス仕様にした日、近日中に業者の方が点検に来てくださるという連絡が入り、ちょっと焦った。

 

点検の日はまさにハロウィン当日。業者さんはフライングしている我が家に入るなり、「あ、もうクリスマスなんですね。笑」と苦笑いしていた。小さい子どもがいるわけでもないのに、いい大人がはりきって2ヶ月近くも前から飾り付けをしているなんて、ちょっと恥ずかしい気もする。まあいいけど。笑

 

普段はまったく来客のない家なので、この業者さんは、クリスマス仕様のわが家を見たことのある貴重な人物となった。

 

給湯器の不調

アパートの築年数からして、給湯器は10年以上経っているはず。当然交換になるかと思いきや、「うーん。これくらいだと不調とは言いきれないですねぇ」と言われ、えー!と思った。これから冬になるのに、温度の安定しない給湯器は困る。

 

「シャワー中、体感温度はけっこう変わります?」と訊かれたので、はっきりわかるくらいに下がると答えたら、「体感ではっきりわかるとなると、おそらく最低でも2℃は下がってると思うんですが、今計測したら1℃しか違わないんですよ。これだと不調とまでは言えないですねぇ」と。

 

いやいや、アナタが給湯器のお金を出すわけじゃないんだから、「これは古いから交換したほうがよさそうです」って管理会社に言ってくれればいいだけじゃん。ギリギリまで使わそうとしないでくれよーと思ったが、そんなことはもちろん言えない。

 

それよりも、1℃しか変わらないなんておかしい。毎日はっきりわかるくらい下がるし、それが5分に1回くらいの頻度で起こるのだ。1℃しか下がらないのが事実なら給湯器がこの日に限って本気を出したとしか思えない。

 

業者さんは長時間シャワーを出して何度も計測していたが、機械で計測は当てにならないから、ぜひご自身の身体で実際に体感してみてほしい。それが1番手っ取り早いと思う。「新しいバスタオルお出ししますから、ぜひシャワー浴びて行ってください!」と言いたかった。

 

結局、様子見ということになり、不安な冬を迎える羽目になった。以前の物件は「あー、古いですねぇ。交換しましょう」と即決だったので、点検する人によってこんなに違うのかぁと若干不満である。大家さんにとってはいい業者さんだろうけども。

 

季節は11月に

そんなこんなで11月が到来。晩秋である。大好きな言葉だ。

 

ここ数年、クリスマスは土日祝日にかぶっていたが、今年は平日だ。ああ嬉しい。とくに今は早番で働いているし、いくらクリスマスでも平日の昼間がめちゃめちゃ混むとかありえない。堂々と休みを取ろう!

 

クリスマスディナーは何を作ろうかな〜と、頭の中はもう食べることでいっぱいだ。結局、食い意地が何物にも勝るのであった。笑