ふたり暮らし

明日は明日の風が吹く

新生活

ふたり暮らし。新生活。

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家具とオーディオを手放してみて

引っ越してきて約1週間。片付けも終わり、新しいおうちにも慣れてきた。引越し前に大きな家具をいくつか手放して来たことで、以前よりスッキリと暮らせている。

 

夫は結局、あの古いオーディオシステムをジモティに出した。古すぎて業者さんの査定では値段が付かなかったのだ。ジモティでは速攻で反応が来た業者らしき人たちを選ばず、しばらく様子を見てから、オーディオ好きと思われる個人の方にお譲りすることにした。
(業者さんたちはゼロ円出品にアラートを設定しているらしく、出品からものの数分でいくつもコメントが来る。)

 

お譲りすることになった方は同じ地域にお住まいの若い方で、大変喜んでいた。ゼロ円で合意したにも関わらず、「ほんの気持ちです」とお金まで包んでくださり、恐縮してしまった。夫が大切にしてきたアンプと古いスピーカーたち。新しいおうちでまた長く大切にしてもらえますように。

 

オーディオを手放したあと、夫はしばらくとても寂しそうにしていた。でも処分した大きなテレビボードの代わりに買ったテレビスタンドが届いたら、「これにピッタリサイズのサウンドバーがあるんだよ。そのうち買おう」と、少し元気になった。

 

私としては今のテレビが壊れたら次はもう買わなくていいかなと思っていたが、夫はもっと大きなサイズを買いたいとよく言っている。映画や動画の画質や音質にはどうしてもこだわりたいらしい。
(夫が映画や動画を観る時間は私より圧倒的に少ないのに。)

 

夫にとって画質の良さと音質の良さはとても大切なものなのだ。知ってはいたけれど、私にとっての「ひとり時間」と同じくらいに必要なものなのだと、今回のことですごくよくわかった。今後はテレビ周りのことは、私は口出しせず、夫の好きなようにしてもらおうと思う。

 

ご近所の開拓

かつて住んでいたことのある街なので、駅周りの土地勘はあるものの、自宅周辺の土地勘はない。大通りから自宅までの道は一本道だが、自宅の奥は未知の領域で、「この先はどこにどう繋がっているんだろう?」と思い、昼間にひとりで歩いてみた。

 

自宅アパート周りの道もすごく狭いが、自宅の奥に行けば行くほど狭くなる。車ですれ違う時はどうするんだろうか?運転に自信のない私のようなやつが車で踏み込んだら大迷惑になる道だ。

 

新しい街に来て一番不安なことは、車で出かけることである。ここに来る前の街では引越し早々に諦めた。道が狭い上に車線がいきなり右折専用とか左折専用と頻繁に変わり、駅周辺に行けば一方通行だらけだったからだ。もう怖い怖い。

 

都会郊外関係なく、街中というのは交通ルールが複雑だから苦手なのだ。うんと田舎のほうに行って田んぼの真ん中やのどかな町の中を走るほうがずっと楽しい。

 

飲食店の開拓

駅周りは新陳代謝がいいらしく、昔の記憶にないおしゃれなお店がいくつもできている。だけど都会と違ってどこも閉店が早く、朝までやっているようなバーは無さそうだ。
(余計な散財をしなくて済むからいいことなのかもしれないけども。笑)

 

若い人は引越しそばというのは知らないだろうか?私も知識としてそういう文化があったのだと知っているだけだが、近所においしいお蕎麦屋さんがあるということで、引越しそばにかこつけて食べに行った。

 

そうしたらものすっっごくおいしかった!

 

以前住んでいた街の近くに蕎麦処でとても有名な町があり、何度か食べに行ってハシゴもしたりして何軒も食べ歩いた経験があるが、そこで食べたどこのお店のお蕎麦よりもおいしかった。

 

おいしい飲食店を見つけるのが一番嬉しい。引越ししたあとの一番の楽しみと言ってもいいかもしれない。

 

各種手続きはこれから

一番の楽しみとは真逆の、引越ししたあとで一番楽しくないことは、転入届や免許の住所変更などの各種手続きだ。これ、転勤族にとってはものすごく煩わしく、頭のメモリを消費する項目だ。せっかくマイナンバーカードというものができたんだから、一括でどうにかできないものなのか。

 

これらの各種手続きはまだこれからだ。早くやらなければならないのはわかっていても、役所と警察署までの経路を調べるだけでもだるくてしょうがない。もっと涼しくなってくれればまだなんとか考えられるのだけれど…

 

秋が深まるまで待っているわけにもいかないので近々行くつもりだが、ほんとにこれだけは何回引越ししても慣れない。コンビニで全部手続きできるように、誰かなんとかしてほしい…