ふたり暮らし

明日は明日の風が吹く

彼らの辞書に「恥じらい」という言葉はない

ふたり暮らし。彼らの辞書に「恥じらい」という言葉はない。
f:id:asukaze827:20250214103714j:image

ひとくち食べて残す国民性

タイトルだけでどの国のことかわかるな…笑。

 

近年では、春が近づくと毎年のように「いちご狩りの苺をひとくちかじって大量に捨てる中国人」のニュースが出てくる。彼らの辞書には「恥じらい」という言葉もなければ「卑しい」という言葉もないので、平然とそれをやってのけるのだろう。これは苺に限った話ではなく、バイキングビュッフェなどでも同じ光景が見られるという。

 

職場Bは航空会社のラウンジなので、食事代はタダである。するとどうなるかというと、まあご想像の通りだ。食べ物だけでなく飲み物もタダなので、自分の水筒にワインやらジュースやらを入れて持ち出そうとする人も後をたたない。ラウンジ外への飲食物の持ち出しは禁止なので、見つけたら注意しなければならないのだが、注意すると100%ブチ切れる。でも中国語なので何言ってるかわからない。

 

片付ける時、中国人が座っていたテーブルというのはひと目でわかる。ほぼすべてのメニューを頼んだかの如く大量の料理の残骸が並び、そのほとんどが残されているからだ。パンはひとくちかじった状態でいくつも残り、フォークにはかじりかけのソーセージがささったまま。「ここには2歳児が何人いたんですか?」と思うほどに、チョコソースやジャムなどがアートの如く飛び散っているし、タバスコやチーズなどのフタは開けっぱなしで転がっている。もちろんテーブルの上も下も食べこぼしだらけだ。まさに「食い散らかした」という表現がピッタリである。そして卓上の爪楊枝や紙ナフキンはごっそり持って行かれている。
(念のため断っておくと、大人だけのテーブルでこうだ。)

 

ちなみに、この光景に眉をひそめているのは日本人だけでなく、外国人従業員たちもである。こんな民度の人々と共存できる国なんて、この地球上にあるのだろうか。中国人ですら中国が嫌いらしいが、意味がわからない。自国民同士、自国から出ずに仲良く暮らしててほしい。え?旅行に行きたい?それなら火星とかどうですか。

 

ルールが変わったのは誰のせい?

飲食店で出てきたお料理に髪の毛が入っていたりしたことって誰でも1度くらいはあると思うのだが、従業員が全員スキンヘッドの店でもない限り、髪の毛の混入を100%防ぐことはできないので、これは仕方がないことといえる。とはいえ、異物混入は当然クレーム対象になるし、店側は謝罪と返金などの対応をするのが常識だ。

 

ところが最近、このルールを見直すお店が増えつつあるという。

 

先日、職場Aで食事を完食した日本人のお客様から「食べ終わったあとに言うのもなんですけど…髪の毛が入っていました」と報告を受けた。内心、(あー食べ終わっちゃったのか…)と思った。

 

うちの店の場合、完食したあとの異物混入報告に対する店側のルールは、「ソフトドリンクを1杯サービスするだけ。レジで言われた場合は謝罪のみ」である。えっ、と思った方も多いだろう。私も聞いた時はそう思った。だって店側の落ち度なのに、と。でもこれも最近変わったルールで、その原因はやっぱりあいつらのせいなのだ。

 

以前は、完食したあとだろうがなんだろうが、返金とデザートやドリンクなどのサービス、割引クーポンのお渡しなどで対応していた。ところがそれを逆手に取る客が増え、完食してからのクレームが増えたのである。

 

普通、食べている途中で異物混入を見つけたら、その場で店員を呼ぶのではないだろうか。日本人は遠慮して最後まで黙っている方も多いのだが、中国人が遠慮なんてするわけがない。見つけたその場でキレ散らかすに決まっている。

 

食べている途中であれば新しいお料理をお出しすることになるが、完食していた場合それはできないため、今までは金銭での対応をしてきたのだが、あまりにも完食してからクレームをつけてタダ飯にしようとする観光客が増えたため、完食してからのクレームには値引きしない、というルールになったそうである。これはうちの店だけでなく、観光客の多いお店では増えつつある対応のようだ。ゴネてきた客に危険を感じたら警察を呼ぶように、と言われている。

 

中国人の間では「日本の飲食店はクレームをつけたら簡単にタダになる」というライフハックが出回ってでもいるのだろうか。こういうやつらのせいで、本来きちんとサービスを受けられるはずだったほかのお客様が損をすることになるのである。

 

先述の日本人のお客様は、クレームというよりはただ報告してくださっただけという感じだったのだが、本来であれば謝罪して、お客様がたとえ遠慮されても割引するなりクーポンを渡すなりできる案件だったのに、ルール変更のせいで謝るだけしかできず、モヤモヤしてしまった。
(お客様のほうもたぶんモヤモヤしただろう。)

 

異物混入は遠慮せずにすぐ報告を

日本人はなかなかクレームを言い出せないため、異物混入の部分だけ避けて食べ、帰り際にレジでこそっと教えてくださる方が多い。

 

今までは店長なりマネージャーなりがお客様を追っかけてでも返金したりしていたのだが、今はもうそれはできなくなっている。となると、日本人の私たちも、もう遠慮なんてせずに異物を見つけたらすぐに店員を呼んで作り直してもらう必要があるということだ。これはクレームではなくただの報告なのだから、本来はまったく遠慮する必要なんてないのである。
(遠慮しちゃう人の気持ちもよくわかるが。)

 

春節は終わったのに

それにしても、ほんとにいつまでオーバーツーリズムは続くのだろうか。春節は終わったはずなのに中国人がちっとも減らないのはなぜなのか。観光客だと思っていたが、移民がものすごく増えているのかもしれない。

 

京都のお土産物屋さんで買い物をした日本人が、お店の人に「日本語お上手ですね」と言われた、なんて笑い話を聞いたことがあるが、今はもう笑えない。京都じゃなくともあっちもこっちも中国人だらけだ。台湾人と見分けがつかないのもまた厄介だ。

 

キン肉マンみたいに中国人はおでこに「中華」って書いといてほしい。