ふたり暮らし

明日は明日の風が吹く

身体からのお便り

ふたり暮らし。身体からのお便り。
f:id:asukaze827:20241017195503j:image

食べたものによって変わるお便り

お食事中の方がいたら大変申し訳ない。今日は大便の話だ。

 

私が体質改善をして健康オタクになったという話は何度か記事にしてきたが、健康オタクとして日々の生活の中でとくに気にして見ているのは、自分の大便の様子だ。大便は、読んで字のごとく、身体からの大きなお便りである。この単語を考えた人はすごい。う◯ちとかう◯ことか表現するのをやめて、老若男女が大便という単語を日常的に使うようにすれば、もっと大便の重要さがクローズアップされるのではないだろうか。

 

大便は、身体とくに腸の状態を教えてくれるバロメーターだ。腸が生物の身体の中でもっとも重要な器官であるということは以前書いた。

asukaze827.hatenablog.co

 

スピ的な話はべつに信じなくても問題ないが、「腸が超重要!(ダジャレではない)」ということは誰もが毎日意識しておくべきことだと思う。

 

大便は、食べたものによって変化する。「硬くてお尻が切れそう」とか「今日はなんかゆるいな」など、誰もが日によってその違いを体験したことがあると思うが、それを単なる「お腹の調子」で片付けず、その違いの原因まで考えるようにすれば、自分の身体が望んでいるものは何かを知ることができる。

 

理想の大便

大便の理想形は、適度に熟した大きいバナナである。

 

本来、大便をしたあとはトイレットペーパーなんて必要ない。昔の農民たちはそんなもの使わなくてもお尻はいつもキレイだった。菜食中心の食生活だったからだ。

 

食生活が正しく送れている時の大便は、もよおしてからトイレに入って、ものの数秒でスルッと出る。トイレでふんばる必要はない。そして出た後にトイレットペーパーでお尻を拭いても、何もつかない。なんなら「ペーパー無駄にしたな」とすら感じる。

 

流す前に便の様子を見てみると、便はぷかぷか水に浮いている。色は黄土色か薄い茶色。焦げ茶や黒の、どぷんと便器の底に沈んでいる硬い便は、健康的な便とはいえない。

 

私は飲食店で働いているので、毎月検便がある。腸の調子が正常な時は、検便スティックで便を撫でるとホロホロと崩れ、臭いも臭くない。だから、狭いトイレの中で便器に顔を近づけてスティックに便をくっつけるという、控えめに言って地獄な作業をしていても、とくに苦にならない。

 

逆に腸の状態が良くない時は、すごく臭い。おならも臭い。便の感触もベットリしていたり、逆に硬過ぎて全然スティックにくっつかず、臭いトイレで何分も格闘する羽目になったりする。

 

食べ物と便の関係

経験上、小麦や牛肉をたくさん摂取した日や翌日の便は、硬くて重く、色も黒い。お通じの回数自体も減り、トイレでふんばる必要がある。

 

砂糖や乳製品をたくさん摂取した日や翌日の便は、粘り気のある便になり、切れが悪い。出したあとのお尻はトイレットペーパーでしっかり拭かないといけないし、残便感もある。下痢になったり、逆に便秘になるのも決まって甘いものや乳製品をたくさん食べたあとだ。

 

菜食中心の正しい食生活を送れている時は、熟した大きいバナナがするんと出て、そのつど腸の底からすっきりする。

 

便以外にも、市販のお菓子や惣菜をたくさん食べた月や翌月の生理では、普段はまったくない生理痛がおき、量も増える。

 

こうして観察してみると、食べ物と便の関係性はとてもシンプルだ。便の状態を良くする食事が、本来の身体が求めている食事である。自分がトイレで不快な思いをしている時は、身体も不快な思いをしていますよーというサイン。毎日がんばってくれている大切な自分の身体に、質のいい食事を与えてあげたい。

 

乱れた食生活は楽しい

こんなことを偉そうに書いているが、現在の私の食生活はかなりいいかげんだ。

 

しょっちゅう外食しては、お肉もピザもパスタもバクバク食べている。私はお酒を飲んだ後、絶対にコーヒーが飲みたくなるため、コーヒーのおともにスイーツも食べてしまう。家では頻繁に甘いお菓子を焼き、家飲みしていておつまみが足りなくなったら、深夜のコンビニに行くことだってある。そして近所に天然酵母のパン屋さんを発見して以来、何かと理由をつけてパンを買っている。夫は夫で、それらとは別にラーメン屋の新規開拓に勤しんでいる。

 

だから最近の私たちのお通じの状態は最悪だ。私は生理が来るのが怖いし、夫はトイレに籠る時間が長くなった。

 

この記事は、そんな自分たちへの戒めのために書いている。ここ3ヶ月ほど、引越してきたばかりだから新規開拓〜♪と外食ばかりしてきたが、そろそろちゃんと食生活を改めなければと思いつつ、クリスマスと年末年始が控えているこの時期に食生活を見直そうなんて、どう考えても無理な話だとわかってもいる。

 

というわけで、来年からがんばる予定。